システムについて SYSTEM

水環境における汚染物質を最先端技術で除去し、水質維持、環境保全に貢献する最適な水処理システムを提供します

SSU高速高機能沈降分離装置の新規性

新技術は密閉型の柔軟性素材の水槽で出来た回分式の複数の処理槽を水槽内に浸漬し、水圧や空気圧の自然力を有効に利用することで、連続、間欠、変速の運転ができる高速、高機能を備えた沈降分離式水処理装置です。
従来型の水処理装置に比べ、省力「薬剤、汚泥、電気等」、機能力「性能、機能、汎用性」、競争力「生産性、設置場所、設置面積、納期、価格」で優れています。
従来方式では未開拓の「大量処理」「広範な用途」に優れ、幅広い営業展開を可能にした商品です。
独自の装置システムと浄化のノウハウの蓄積、組合せにより、処理速度、清澄度、汎用性で世界の最高レベルに達しています。

システムについて画像 特殊凝集法(PAT.) 浄化剤の選択、浄化結果、薬剤投入量、沈降速度など、原水サンプルと処理目標に基いた実験室レベルの各データは、正確に設置設計・装置運転時制御操作・処理水質に反映させる事ができる。

沈降分離装置の分類

連続式 水を連続で流して処理 競合他社の主要製品。(海外技術も多い)
バッチ式 水を静止して処理 浄化性は高いが効率・大量・大型化に難がある。
新技術の連続パラバッチ式 水を静止して処理
連続・変動・間欠を自動でコントロール
新機構・連続でバッチ特性を最大限に有効化した、循環制御式システムで従来の連続式に優る効率・効果。
性能・広汎性・シンプル性から、水環境の新システムを提案ができる。

システムについて画像 タンク基本構造/複数並列 密封構造のタンク内で、柔軟シートタンク(水分不透過性シート)とバランス水をバブルコントロールし、給排水の速度・処理の安定性を高め、複数連結したタンクを循環制御で大量・連続・間欠・流量変動に対応している。処理水と汚泥は、センサーで排水ラインを切り換える。汚泥は一定量がリサイクル利用される。

製品の特徴

  • 1.製造コスト縮減従来方式の1/2~1/10の敷地(移送・設置・工場生産・規格・納期がコストに反映)
  • 2.ランニングコスト縮減薬剤コスト1/10以下(同じ薬剤で比較)/省電力(水と空気の自然現象を活用)
  • 3.イニシャルコスト縮減水槽内に柔軟隔壁以外の工作物がない、大型化するほどコスト縮減できる
  • 4.設計性が向上ビーカー実験で処理値を確認、水量で装置タイプ選定(バッチ処理が基本、実験と処理結果が整合)
  • 5.処理安定性が向上密閉バッチ槽(満水・流れ遮断・均一攪拌)/界面なし(スカム・腐敗・悪臭・騒音)解消
  • 6.清澄性が向上隔壁で押し出すことで、高速排出でも汚泥が浮遊しない、汚泥切替はセンサーで検知
  • 7.設置性が向上設置場所(地上・地下・水中)に対応、設置場所の制約がない。
  • 8.広範な処理対象浄水・中水・下水・工場排水・循環水・池・魚槽・湖沼・河川・閉鎖水域・膜処理の前処理
  • 9.汚泥量が減少汚泥と薬剤を槽内リサイクル、薬剤添加量の縮減で発生汚泥量が減少
  • 10.汚泥排出が容易数分間隔で槽内攪拌され汚泥圧密が起きない。レーキ(汚泥排出機構)がいらない。
  • 11.能力変更が容易水量変化に自動運転で柔軟に対応、増設は1槽の追加で150%〜200%の能力UPができる
  • 12.運転管理が容易自動運転(連続・簡潔・水量・水温・水質)の変化に対応/遠隔管理・操作(現場監視不要)
  • 13.移設移動が容易本体水槽がシート製で設計が柔軟・ユニット構造で移動可・コンテナ内蔵型化も可(小型)

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排水・汚泥浄化システム | SSUの概要

ユニット本体 | 画像(コンテナタイプ・コンクリート槽タイプ)

小型コンテナタイプ(標準仕様)

2コンテナでSSUユニットを構成
各ユニット容積は10m³処理のリアクターで構成

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コンクリート槽タイプ(大型仕様)

2槽でSSUユニットを構成
各ユニット容積は120m³処理のリアクターで構成
処理能力:60㌧(75m³)/日~

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SSUについて | 解説ほか

システムをマクロな視点で見ると右図のような構成となります。右下部分がバイオリアクターです。
畜産農家において採用すると、臭気のない圃場を構築できます。
生産される資材は腐植で一般肥料の認定を取得しています。高温型バイオリアクターで病原菌や発芽種子は存在しなくなります。

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生産される資材は腐植で一般肥料の認定を取得しています。

農業で使用すると有機体窒素の働きで毛根の発育が右図のようになるのが特徴です。
無薬栽培に適した資材で収穫率の向上に寄与し、同時に高品位(安心・安全・美味)な農作物が収穫できます。

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新技術による処理能力の高機能・高能率化で、既存技術の課題を包括したトータルメリットを提供する

  1. 設置面積は従来型の沈殿槽等に比べ、1/5~1/10になります。
  2. 独自の浄化処理により、透視度が高くスカムの発生がありません。(処理水のSS濃度はおよそ10mg/L以下になります)
  3. 汚泥発生量が少なく、有機汚泥は連続堆肥化装置との併用により、廃棄物の減量ができます。
  4. 原水の水温変化が起きても、処理水の対流トラブルが発生しません。
  5. 原水の作動、停止、増減が自動運転で行え、遠隔管理で多数設備の稼働状況を集中管理することができます。
  6. 原水サンプルと処理目標に基き、浄化剤の選択、浄化結果、薬剤投入量、沈降速度などの各データーを実験室レベルで把握し、適合した装置設計をすることができます。
  7. 処理水は満水量を常に維持し、密閉状態で処理が行われるため大気との水際がなく、汚染物質の固着や臭気が発生しにくい処理環境を維持します。
  8. ユニット化により、工場生産、量産化、軽量化、コスト削減、納期短縮、品質管理・メンテナンスの簡素化、立ち上げの短縮、工事の簡素化、緊急時対応、移設条件等に優れています。
  9. 設定原水量の増加や処理仕様の変更などに、処理水槽の増設で対応し、比較的簡便な設計変更や工事施工にフレキシブルな対処ができます。
  10. 小規模から大規模の処理条件に対応することができます。

染色工場(日量10,000t/日本)

養豚場排水

排水・汚泥浄化システム